122.こんな「仕事術」があるんですね【名古屋駅で合格祈願 名鉄、構内に別やしろ?】

大学入試センター試験が今月十三日から始まるのを前に、名鉄名古屋駅構内の精算所前に山田天満宮(名古屋市)の「別やしろ」がお目見えした。二月二十八日まで、菅原道真公を描いた絵馬のパネルと祭壇が設けられ、駅の利用客が自由に参拝できる。

 名古屋鉄道が、受験生を応援する「名鉄さくらプロジェクト」の一環として企画。初日の九日は、山田天満宮で権禰宜(ごんねぎ)を務める中村一範さんが現地で祈願祭を実施した。名鉄の社員が玉串をささげ、安全輸送と受験生の大願成就を祈った。

 名鉄では二〇一一年から受験生応援プロジェクトを展開しているが、駅構内に別やしろを設けるのは初めて。名古屋駅は利用客も多く、受験生と家族、友人にも足を止めてもらおうと設置を決めた。

 名鉄は三月三十一日まで、「つかめ合格!」と書かれた五角形のシール付きのつり革を、一カ所だけ取り付けた特急列車を走らせる。「合格(五角)をつかむ」にちなんだ試みで、広報担当者は「『幸運のつり革』として探してもらえれば」と話していた。

アールエイチ産業医事務所