日本航空は五日、超音速旅客機の開発を進めている米ブームテクノロジーと資本業務提携することで合意したと発表した。日航は一千万ドル(約十一億円)を出資し、将来の二十機の優先発注権を確保する。出資比率は約1%。日航によると、ブーム社は二〇二三年に超音速機の運航開始を目標としているという。
現在の航空機の速度が時速八百~九百キロなのに対し、開発する超音速機は時速換算で二千三百三十五キロに当たるマッハ二・二。日航は超音速機の導入につなげ、時間を重視するビジネス客の需要を取り込みたい考えだ。日航として導入する時期や路線は未定。
この超音速機を利用すると東京-シンガポールの所要時間は七時間程度から三時間程度に短縮される見込みという。座席数は四十五~五十五席が予定されている。
アールエイチ産業医事務所
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