093.こんな「仕事術」があるんですね【EV開発新会社に4社参加?】

トヨタ自動車は十二月三十一日、電気自動車(EV)の基盤技術を共同開発する新会社について、新たにスズキ、SUBARU(スバル)、日野自動車、ダイハツ工業の四社と共同技術開発契約を同二十八日付で結んだことを明らかにした。

 四社は一月から技術者五人ずつを開発会社「EVシー・エー・スピリット」に派遣。現在四十人いる技術者は一・五倍の六十人に増える。今回の契約でトヨタが90%、マツダとデンソーが5%ずつの出資比率に変更はないが、四社は研究費用をそれぞれ負担する。今回の契約は、開発会社に参加する計七社で締結した。

 自動車業界では、EVの技術開発と商品化を巡る世界的な競争が激化している。小型車の技術を持つスズキとダイハツ、中型車のスバル、商用車が中心の日野が合流することで、幅広い車種に合うEVの技術開発を加速させるとみられる。

アールエイチ産業医事務所