101.こんな「仕事術」があるんですね【インドで合弁、現地部品メーカーと?】

トヨタ自動車系部品メーカーの愛三工業(愛知県大府市)は四日、インドの部品メーカー「フィエム・インダストリーズ・リミテッド」と、二輪車用の燃料噴射システム製品を現地生産する新会社の設立に向け、覚書を締結したと発表した。

 世界最大の二輪市場のインドは今後も成長が見込まれる。一方、環境規制が強化されており、今後は燃料と空気の量を精密に制御して排出ガスを抑制する燃料噴射システムの需要増が予測される。現地新会社への出資比率は愛三工業が51%以上、フィエム社が26%以上。来年三月までに正式契約を交わし、年間三百万点の生産体制を構築する。

 愛三工業は二〇一五年、フィエム社と技術援助契約を結び、フィエム社は今年四月から燃料タンク内のガスをろ過して排出するキャニスターを生産している。

アールエイチ産業医事務所