デンソー(愛知県刈谷市)は、自動運転や車をインターネットにつなぐコネクテッド分野の研究開発を担う新たなオフィスを、四月に東京都港区に開設すると発表した。関連分野の技術者の新規採用を拡大し、グループ全体で現状の五百人強から二〇二〇年代前半には倍増させる方針。
新オフィスは本社や東京支社(東京都中央区)の研究開発機能の一部を移転、集約し二百人体制とする。先端技術の開発に取り組むと同時に、研究子会社「デンソーアイティーラボラトリ」(東京都渋谷区)やフィンランドにあるサテライトラボなど、国内外の研究開発拠点を統括する機能も持たせ、製品開発を加速させる。
デンソーは、二〇年に高速道路での自動運転の実用化、二〇年以降にコネクテッドカー(つながる車)で得られる大量の情報を各種サービスに活用できる基盤(プラットフォーム)の提供を目指す。
アールエイチ産業医事務所
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